【狙い場・買い場】フリービットは「LINE」(ライン)関連の割安株で中期計画の詳細も注目材料

2013年5月1日 06:33

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  フリービット <3843> (東マ)=単位100株=は2011年4月期を底に業績急回復中。いま利用者が急増しているスマートフォン間の無料通話システム「LINE」(ライン)などの基盤になるクラウド型次世代システムで注目される。4月決算銘柄。2ヵ月近く前に開示した四半期決算では今期の連結純利益を前期比2.45倍とし、連続急拡大の見込み。予想1株利益は30円49銭。本日の株価終値530円(前日比27円高)はPER17倍台前半になり、IT関連の好業績株としては割安感が強烈といっていい。また、約51%を保有するネット広告などの子会社・フルスピード<2159>(東マ)の株価も順調で、業績の上ぶれが現実味を帯びてくる可能性もある。

  2013年4月期を到達年度とする中期計画では、独自技術を基礎としたスマートインフラ事業を推進し、その結果、クラウド事業のVDC(仮想データセンター)では大手ソーシャルゲーム会社のプラットフォーム上の推奨環境に採用されるなど、現在は約200社との取引実績に至る事業規模へと成長させ、12年4月期の第4四半期に黒字転換を達成した。これに続く新・中期計画(14年4月期~16年4月期)では、今後の3年間で活性化することが予想される「モバイル革命」「生産革命」「生活革命」の3つの革命領域に水平展開するなどで、売上高300億円、営業利益30億円を目標とし、更に詳細な事業計画については、13年4月期の決算発表で公表する予定。投資家にとっては、材料性・話題性ともに見逃せなくなってきたといえる。(ステルス)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【狙い場・買い場】三信電は業績再下方修正・上方修正交錯も低PBR修正で大きく底上げ余地(2009/04/25)
【狙い場・買い場】タンク専業トーヨーカネツにロシア人気、LNG基地に参画(2009/04/25)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事