富士重、スバル初のハイブリッドシステムを日本初公開　今夏発売予定

　富士重工業は18日、スバル初のハイブリッドシステム搭載車（日本仕様プロトタイプ）を、同日開催した技術発表会で日本初公開した。富士重は、ハイブリッドシステム搭載車を日本国内において初夏に発売する予定。

　スバル初のハイブリッドシステムは、3月29日にニューヨーク国際自動車ショーでワールドプレミアしたもので、スバルらしい走りの愉しさ「Fun to Driveを実感できるハイブリッド」となっている。

　ハイブリッド化に伴い搭載するモーター、高電圧バッテリーなどは、スバル独自のシンメトリカルAWDのレイアウトを活かしたまま配置され、ベースとなるガソリン車と同等の低い重心高・優れた重量配分をハイブリッドでも実現している。

　また、JC08モード燃費値で20.0km/Lと燃費の向上も果たしながらも、モーターをアシストとして用いることで加速感のある愉しい走りを実現している。