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【銘柄診断】三井金属に再上昇の気配、調整良好、スマホ向け好調
<銘柄の見所>
三井金属 <5706> は5円高の227円まで上げて調整を切り上げ、再び新展開指向の相場へ進むタイミグを迎えつつある。今2013年3月期の第3四半期累計決算は営業利益99億3700、万円と、前年同期比38%減に見舞われ、通期でも営業利益140億円と前期比33%減益と、今期は低調な見通しにある。
ただ、業績発表が2月8日であるのに対し、株価の高値は2月12日の243円。株価は業績悪を乗越えて来期の展望を期待しつつ、高値に進んだことになる。今期の減益は機能材料事業で自動車排ガス用触媒の販売が伸び悩み、自動車機器事業も中国の反日行動で販売不振が見込まれることなどが要因。
しかし、来期は自動車排ガス触媒、自動車機器部門ともに回復が見込まれ、スマートフォンやタブレットPCなどの高機能情報端末用として極薄銅箔の販売が堅調に推移すると見られる。そのため、来期の業績は現在市場筋が読み込んでいる数字を上回る可能性が強くなってきた。そこらあたりを先見しつつ、再度の上昇相場に切り替わりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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