パナソニック、東京汐留ビルを約500億円で売却

2013年3月5日 21:13

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「パナソニック東京汐留ビル」の外観(写真:日本ビルファンド投資法人)

「パナソニック東京汐留ビル」の外観(写真:日本ビルファンド投資法人)[写真拡大]

 パナソニックが東京都港区の自社ビル「パナソニック東京汐留ビル」を約500億円で売却することが、5日明らかになった。

 同ビルは引渡日までにパナソニックにより信託され、日本ビルファンド投資法人と三井住友ファイナンス&リースが共同で信託受益権を取得する。取得割合は、日本ビルファンド投資法人が10%、三井住友ファイナンス&リースが90%。契約日は3月5日で、引渡日は3月12日の予定。なお、パナソニックは同ビル売却後も賃貸契約を結んで同ビルに入居し続ける。

 同ビルが位置する汐留エリアは、旧汐留貨物駅の再開発により誕生したビジネスエリアであり、運輸、通信、広告企業の本社機能をはじめ幅広い業種の企業等が集積している好立地となっている。

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