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【銘柄診断】マルマエ下げるも高値圏キープ、FPD関連の受注拡大の再評価へ
<銘柄ウオッチ>
マルマエ <6264> (東マ)は、1000円安の2万6000円と急反落し、13週移動平均線を下値支持ラインにもみ合っている。今年2月9日に開示した今年1月度の月次受注残高が、回復を鮮明化したことから下げ過ぎ訂正買いが続き、利益確定売りも交錯しているものだが、今8月期純利益の5期ぶりの黒字転換予想を見直し、PER11倍台の割安修正に再発進する展開が有力である。
1月度の受注残高は、主力のFDP分野が、1億4400万円と前月12月対比で13.7%減となったが、前年同月比では3.2倍と大きく伸びた。スマートフォンやタブレットPC向けの中小型液晶パネルの設備投資が増加に転じたことが前年同月比の大幅増につながっており、前月比減少は、既存受注分の出荷検収が、順調に進んでいることが要因となっているもので、むしろ業績的にはプラスとなる。
同社の今期純利益は、このFPD分野の受注回復に半導体分野の製造装置受注の底打ちが加わって黒字転換を予想している。具体的には売り上げ11億円(前期比0.3%減)、経常利益4500万円(同2.1倍)、純利益4000万円(前々期は6200万円の赤字)と見込んでいるもので、1株利益も、2292円と水面上に浮上する。
株価は、今期第1四半期業績が減益転換したことで2万5020円安値まで下ぶれたが、FDP分野の受注回復で再度の安値2万3500円は、PER10倍台と売られ過ぎとしてリバウンドした。今年1月高値3万3000円回復から昨年7月の昨年来高値3万7500円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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