日本マイクロソフト、タブレット端末「Surface RT」を3月15日より発売

　日本マイクロソフトは1日、米マイクロソフト製のオリジナルタブレット端末「Surface RT」を3月15日より販売開始すると発表した。「Surface RT」は、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの量販店グループおよびMicrosoft Store（オンラインストア）で発売される。価格は32GBモデルが49,800円（税込）、64GBモデルが57,800円（税込）。なお、キーボード機能付きのカバー等は別売りとなる。

　今回発売するSurface RTは、オペレーティングシステム（OS）にタブレットに最適な新しいOSであるWindows RTを搭載。画面サイズは10.6インチワイドで、重さは約675g。タブレットの基本性能に加え、キーボードによる快適な文字入力、Office 2013 RT（Word、Excel、PowerPoint、OneNote）を標準搭載し、これまでのタブレットの活用シナリオを超える、楽しみと利便性をさらに追求した仕様となっている。

　本体の材質は、薄さと堅牢さを兼ね備え、質量がアルミニウムの約1/3の超軽量マグネシウム合金でできており、より軽さと強度を求められるモバイル環境での使用に最適。

　本体にはキックスタンドが備わっており、スタンドを立てることで自立するため、リラックスして動画を楽しみたい時や集中して仕事をしたいときに活用できる。本体前面と背面にそれぞれ搭載されたWebカメラは、キックスタンドで立てた時に最適な22度の角度になるよう調整されており、ビデオチャットなどにも便利。

　また、Surface RTはキーボード機能を持つカバーを搭載しており、超薄型3mmの感圧式キーボードを備えたタッチカバー（3色：ブラック、ホワイト、シアンブルー）と、6mmの薄さでありながらしっかりとした打鍵感のあるキーボードを備えたタイプカバー（ブラック）の2種類から選べる。どちらのタイプも画面保護の機能性にキーボード機能を備えた革新的なカバーで、従来のタブレット以上の利便性をもたらす。カバーをたたむと自動的に文字入力が無効になる設計となっている。

　10.6インチの画面は1366x768のワイドスクリーン。縦横比率が16：9になっているため、動画を楽しむのにも最適。高強度のGorillaガラスを採用しており、擦傷や落下、衝撃などから画面を保護する。

　さらに、高画質で定評のあるマイクロソフトのHD720p LifeCamカメラ（前面、背面）、USBポート、microSDスロットを搭載。バッテリーは最大約8時間の使用が可能。