住友商事とKDDI、J:COM株に対するTOBを延期 中国で手続完了せず

2013年2月8日 17:25

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 住友商事とKDDIは、ジュピターテレコム(J:COM)の普通株式及び新株予約権の全てを対象とする公開買付け(TOB)について、2013年2月上旬ころまでに同公開買付けを開始することを目指している旨を公表し、同公開買付け実施に向けて国内外の競争法に基づき必要な手続及び対応を進めてきたが、本日2月8日の時点で、中国において中国の競争法に基づき必要な手続及び対応が完了しておらず、2月上旬までに公開買付けを開始できなくなったと、8日発表した。

 両社は、「公開買付け開始のための条件が整い、公開買付けを開始する場合には、速やかにお知らせする」としている。

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