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【注目のリリース】小林製薬は業績予想を小幅減額するが配当は増額
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■株価はPERで市場平均より低く割安感
消臭剤の大手・小林製薬 <4967> は29日の大引け後、第3四半期の連結決算を発表し、今3月期の業績予想は純利益を従来予想から1.4%減額するなど、全体に小幅引き下げたものの、期末配当は従来予想の39円を43円に引き上げた。中間配当を39円実施済みのため、年間では82円になる(前期は年78円)。
今3月期の連結業績予想は、売上高が従来予想より7.6%少ない1220億円(前期比7.0%減)、営業利益が同16.0%少ない168億円(同12.9%減)、純利益は同1.6%少ない123億円(同4.9%減)。予想1株利益は300円38銭。夏場の天候不順の影響から期初に期待していた額用冷却シートや冷却ジェルマットなどの暑さ対策製品の売り上げが低迷した。
29日の株価終値は4295円(25円安)。昨年12月初から回復相場になっており、高値は1月の18、23、25日の戻り高値4365円。予想1株利益は300円38銭のため、PERは14倍台になり、東証1部銘柄平均の18.5倍から見て割安感が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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