『野王』クォン・サンウ、受難の連続!?今後のストーリー展開に興味津津

2013年1月19日 23:03

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俳優クォン・サンウがドラマ『野王』の撮影を行いながら、内外で受難に遭っている。

俳優クォン・サンウがドラマ『野王』の撮影を行いながら、内外で受難に遭っている。[写真拡大]

 俳優クォン・サンウがドラマ『野王』の撮影を行いながら、内外で受難に遭っている。

 SBS月火ドラマ『野王』(脚本:イ・ヒミョン、演出チョ・ヨングァン)の主人公クォン・サンウは、撮影現場では寒さに苦しみ、ドラマの中では愛する女のために大変な目に遭っている。

 クォン・サンウは、クリスマスには馬小屋で馬糞を片づけるシーンを撮ったり、零下15度の日には一日中寒さに震えながら海辺のシーンを撮ったりと、大変な状況の中撮影を進めたという。

 このくらいならば主演俳優として避けられない試練かもしれない。しかし、問題は、ストーリーの中でも受難の連続という点だ。ハリュ(クォン・サンウ)は、ダヘ(スエ)のためにホストバーで働くことを決めたが、そこの悪質な営業部長(ユン・ヨンヒョン)に酷い目に遭わされる。

 就職する時に“内診”との口実で全身をチェックされたり、お客さんに失礼なことをしたと殴られたり・・・。更には、日給を支給すると言って金をばら撒かれ、客の前で一枚一枚拾わされたりもした。

 また、ダヘと一緒に服を買いにデパートに行った時、ホストバーの客と鉢合わせるが、臨機応変に鼻血を出し危機を免れるなどの演技もリアルに表現し視線を集中させた。また、ホストバーで高飛車な夫人に頬を叩かれたり、特別出演したソン・テヨンに「最低!」と罵られバナナの皮を投げつけられたりもした。

 クォン・サンウは、これまでの作品で見事なアクション演技を披露して好評を得て来たが、今回の『野王』では、誰かを一度も殴ることなく、毎回殴られてばかりだ。

 しかし、このようにクォン・サンウがやられればやられるほど視聴者の反応は熱いのだとか。視聴者掲示板には「この役もすごく合っている!」と好評のコメントが連日続いている。

 これは、愛する女性のためにホストバーで働き、客を笑わせ服まで脱いでいるハリュの苦労だらけの人生が、視聴者に同情と憐みを抱かせているからだ。今後ハリュの前には更に大きな試練が待ち受けている。あれだけ尽くしたダヘに結局は裏切られてしまうことが予想されるが、果たしてハリュがその苦難をどのように耐え抜くのか、今後の展開に視聴者の好奇心が集中している。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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