豊田通商とセンコー、タイで輸送合弁会社を設立

　豊田通商とセンコーは17日、タイでの自動車部品、化学品輸送において、品質の高い輸送体制の構築を目的として合弁会社Senko Logistics（Thailand）Co., Ltd.を設立したと発表した。新会社は豊田通商のタイ現地法人Toyota Tsusho（Thailand）Co., Ltd.（豊田通商タイ）とセンコーが出資し、2012年12月28日に設立、営業は今年1月末から開始し、4月から本格稼働する予定。

　新会社は、豊田通商タイの子会社TTK Logistics（Thailand）Co., Ltd.（TTKL）の協力会社として日系自動車工場向け部品調達輸送事業（ミルクラン事業）およびケミカル品や一般貨物の輸送事業を行う。また、TTKLが所有し2013年3月に開設を予定しているドライバーの安全教育施設（T-PRO）の運営支援などを行う。

　今後は自動車部品ミルクラン事業を基盤とし、タイ国内で輸送網を拡充させるとともに、タイを起点とした新たな物流サービスについても検討していく。