米オレゴン州、低燃費車に対して走行距離に応じた課税を検討

2013年1月6日 13:29

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 低燃費車の増加により道路整備の財源となるガソリン税の減少が見込まれることから、米オレゴン州では55マイル/ガロン(約24km/リットル)以上の低燃費車に対する走行距離に応じた課税を検討しているそうだ(StatesmanJournal.comの記事KPIC.comの記事パイロットプログラムの最終報告書: PDF本家/.)。

州が実施したパイロットプログラムは、走行距離を記録する機器を車に搭載し、ガソリンスタンドで読み取って税金を支払うというもの。読み取り装置のないガソリンスタンドでは従来通りガソリン税を支払う。この課税方式により、道路の整備にかかる費用の負担が公平になるという意見がある一方、反対派からは新車購入の障害になるといった意見も出ているとのこと。ただし、パイロットプログラム参加者の91%は、今後プログラムが州全体に拡大された場合、継続してガソリン税の代わりに走行距離に応じた税金を支払うことに同意すると答えたという。

同様の課税方式はネバダ州やワシントン州でも検討されており、ワシントン州では2月から電気自動車に対する年額での課税が開始されるとのこと。

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