【銘柄フラッシュ】蛇の目ミシンや東海運が急伸し横浜ゴムや一休も高い

2012年12月28日 15:53

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  28日後場は、年末年始に一段と円安の進む可能性がくすぶり、住友不動産 <8830> が朝方に高値を更新したあとも強い値動きを続けて0.7%高など、不動産株が堅調。東芝 <6502> は原発に関する首相方針などを好感し、後場もジリ高基調となり5.0%高で戻り高値。ファナック <6954> は上場来高値の1万6000円台に乗ったあとも強く1.2%高。売買代金トップは野村ホールディングス <8604> となり朝方高値を更新し2.4%高。

  材料株物色も活発で、宿泊予約サイトの一休 <2450> は株式市場の回復による消費マインド好転に期待と、後場ジリ高基調になり年初来の高値の更新幅を広げ7.3%高。スカイマーク <9204> (東マ)は「関空」発の便を取りやめる方針と伝えられ、前場派軟調だったものの、終値は前日比変わらずの490円。

  東証1部の値上がり率1位には株価ひとケタのランド <8918> が登場し25.0%高、2位は蛇の目ミシン工業 <6445> の22.1%高となり仕手色が強く株価2ケタ銘柄の底上げとされて前場の3位からランクアップし年初来の高値、3位は東海運 <9380> の18.0%高となりセメント輸送に強いことが言われて一気に年初来の高値。

  津田駒工業 <6217> はPBR低く日系企業のアジアでの生産拠点分散への期待がいわれて9.7%高の戻り高値。横浜ゴム <5101> は円安に加えて豪雪によるスノー製品への期待があり5.3%高で年初来の高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【アナリストの眼】ネットワーク機器のアライドテレシス株価ジリ高、業績向上期待(2012/12/27)
【狙い場・買い場】キーコーヒー下値切り上げ動き煮詰まる、今期上方修正(2012/12/26)
【アナリストの眼】エフティコミュニケーションズに3度目増額の可能性、LED好調(2012/12/27)
【狙い場・買い場】不二家は矢継ぎ早のセールに注目、低位材料株(2012/12/26)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事