日本アジアグループの国際航業、超小型衛星『ほどよし1号』実験事業者に

2012年12月21日 11:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■打ち上げ後、「シャッター権」活用のグローバル事業も視野に

  グリーン・コミュニティの実現に向け取組みを続ける日本アジアグループ <3751> (東マ)傘下の国際航業は、このたび、株式会社アクセルスペース(本社:東京都千代田区)が実施した、超小型衛星「ほどよし1号機」の地球撮影実験公募に応募し、特定実験事業者に決まった。

  特定実験事業者となった同社は、打ち上げられた衛星「ほどよし1号機」が、どのタイミングでどの地点の写真を撮るか(いわゆる「シャッター権」)を企画し、将来のビジネスに繋がる魅力的な実験計画を提案する。今後、衛星のシャッター権を利用して、様々な地球の事象について撮影を依頼していく。

  さらに同社は、リモートセンシングとコンサルティング分野で培った技術とノウハウを駆使し、「ほどよし1号機」で得られる画像を、農林水産業や環境分野、さらには地震や台風災害等の大規模災害等へ有効活用するほか、超小型衛星の低コスト・独自運用可能性等の優位性を活かし、これまでに無い衛星リモートセンシングのビジネスモデルを検討する。また、本観測データやビジネスモデルが、国内だけでなくアジアをはじめ世界各国で利用できる仕組みの構築も視野に入れて取組む予定だ。

<「ほどよし1号機」とは>

  「日本発の『ほどよし信頼性工学』(最先端研究開発支援プログラム)を導入した超小型衛星による新しい宇宙開発・利用パラダイム(中心研究者:東京大学・中須賀真一教授)」が「ほどよし1号機」開発を進め、産学共同で12年10月に完成した「超小型衛星」。地上分解能6.7mのマルチスペクトル(青、緑、赤及び近赤外の4バンド)の光学センサー搭載、質量60kg。同サイズのリモートセンシング衛星では世界で最も地上分解能が高くなる予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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