【銘柄フラッシュ】三井住友建設や神戸製鋼所が急伸しモバイルクリエイトは好発進

2012年12月19日 16:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  19日後場は、全般一段高となり、日経平均は上げ幅200円を超えて終値で4月2日以来の1万100円台。本日から明日にかけて予定される日銀の政策会合に期待が強まり、新日本鐵住金 <5401> が一段高の6.7%高となり戻り高値。みずほフィナンシャルグループ <8411> も4.3%高で年初来の高値更新。三菱地所 <8802> も2.8%高で高値更新幅を拡大。売買代金1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> の6.1%高。

  本日は2銘柄が新規上場となり、東証1部に直接上場の全国保証 <7162> は9時9分に公開価格980円に対し1016円で売買が成立し、初値。今3月期の業績見込みは好調で、連結売上高が前期比12.3%増の237.63億円、営業利益は同62.1%増の77.17億円、純利益は同2.6倍の52.84億円、1株利益は188円89銭。

  もうひとつのモバイルクリエイト <3669> (東マ)は後場も買い気配を上げ、14時23分に公開価格3000円の2.3倍の7000円で売買成立。タクシー業界などに車両管理システムや配車システムを提供。今5月期の業績予想は、連結売上高が前期比55.2%増の28.14億円、営業利益は同46.2%増の5.08億円、純利益は同56.6%増の2.86億円、1株利益は310円92銭。

  東証1部の値上がり率1位は前引けと同じく東急建設 <1720> となり猪瀬・東京都新知事がオリンピック招致に積極発言と伝えられ首都圏の工事に強いイメージありと26.7%ストップ高、2位も前引けと同じくクボテック <7709> となり前週に10日申し込み現在の逆日歩が前日の20円から一挙100円にハネ上がったと伝えられてから信用売りは苦境との見方で連日急伸の18.8%ストップ高、3位には三井住友建設 <1821> の18.1%高が入り大型補正予算に期待を強めて株価2ケタ妙味を発揮、4位の世紀東急工業 <1898> も株価2ケタ妙味がいわれて16.0%高。

  神戸製鋼所 <5406> は6月以来の3ケタ台回復となり13.2%高、IHI <7013> は4月以来の200円台回復となり9.2%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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