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サンコーテクノ:国土交通省のアンカーボルトの引き抜き試験に同社の引張試験機が採用
■今後の補強工事では、同社の製品ニーズはさらに高まるものと思われる
サンコーテクノ <3435> (JQS)は、中央自動車道の笹子トンネル事故以後、同社のあと施工アンカーの需要が大きく見込めることから注目が集まっている。
事故の原因は、トンネル天井に取り付けたアンカーが抜け落ちたことが原因であるため、アンカーがきっちりとコンクリートに密着しているのか、事故の起きていない下りのトンネルを緊急点検した結果、不具合が670か所、同じ構造のトンネル14本でも不具合が見つかっている。
そのため、国土交通省が18日から、アンカーボルト(吊り金具)の荷重に対する抵抗力を調べる引き抜き試験を開始した。数週間かけて100本程度で試験を行う。その後、中間報告を基に事故原因を分析する。
この引き抜き試験には、軽くて持ち運びが便利であることから、同社の引張試験機が使用される。
これまで、工事現場のニーズをくみ上げ、あと施工アンカーの周辺製品は同社が全部開発していることから、今後の補強工事では、同社の製品ニーズはさらに高まるものと思われる。
業績については、第2四半期を上方修正しているように順調に推移している。上方修正の要因は、復興需要ではなく、補修工事での需要が予想以上に伸びたことによる。下半期も今回の事故で、交通インフラの補修の重要性が再認識されたことで、補修工事の需要はさらに高まっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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