丸紅と三菱重工、インドで複合火力発電所のリハビリ請負契約を受注

2012年12月14日 16:57

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 丸紅と三菱重工業は14日、両社が共同で、インド国営電力会社であるNTPC Ltd.から、設備容量66万3,360kWのオーライヤ複合火力発電所のリハビリ請負契約を受注し、12月12日に調印したと発表した。

 具体的には、複合火力発電所の中核機器であるガスタービンの改修や制御装置の更新に関する機器納入・据付工事を含むターンキー契約で、主要機器は三菱重工が供給し、完工は2015年4月の予定。

 オーライヤ複合火力発電所は1990年より20年以上にわたって高い稼働率で安定した電力供給に寄与している。今回のリハビリにより、同発電所は設備容量を現状より約5万5,000kWアップするとともに運転寿命を10年以上延長することが見込まれており、これによりさらに安定した電力供給と同国のインフラ基盤強化に貢献する。

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