三菱ふそう、新型の大型観光バスに衝突被害軽減ブレーキを標準搭載

2012年12月11日 19:12

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大型観光バス 新型「エアロクィーン」(撮影用特別仕様車)(画像:三菱ふそうトラック・バス)

大型観光バス 新型「エアロクィーン」(撮影用特別仕様車)(画像:三菱ふそうトラック・バス)[写真拡大]

  • 衝突被害軽減ブレーキの作動イメージ(画像:三菱ふそうトラック・バス)

 三菱ふそうトラック・バスは11日、大型観光バスの新型「エアロクィーン」と新型「エアロエース」に衝突被害軽減ブレーキ(Active Mitigation Brake、以下AMB)を標準装備し、2013年1月15日より発売すると発表した。

 今回、現在国土交通省で装着の義務化が検討されている衝突被害軽減ブレーキ「AMB」を全車に標準装備した。「AMB」は、高精度のミリ波レーダーにより前車との車間距離を監視し、衝突の恐れがあるときにブレーキ制御により衝突時の速度を抑えるもの。

 また、前車との車間距離の保持を促す「ディスタンスウォーニング(車間距離警報装置)」、雪道や滑りやすい路面においても走行を安定させる「ASR(アンチスピンレギュレーター)」も新たに全車に標準装備し、安全性能をさらに向上した。

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