オリックス、全国17ヵ所で合計最大出力82MWのメガソーラー開発に着手

2012年11月27日 19:58

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 オリックスは27日、全国17ヵ所で合計最大出力81.6MW(81,600kW)の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の開発に着手すると発表した。今回開発に着手するプロジェクトにおける年間の予想総発電量は9,048万kWhで、これは一般家庭約25,100世帯分の年間電力消費量に相当する。

 昨今、再生可能エネルギーの利用拡大が進む中、オリックスは「太陽光発電事業」および「太陽光発電システムの販売事業」を積極的に推進している。企業や自治体などが保有する土地を賃借し、大規模太陽光発電所を建設する「メガソーラー発電事業」においては、3年以内に合計最大出力100MW(10万kW)の発電所の設置を目標に推進してきた。

 同時に展開している、企業や自治体などが保有する大型施設の屋根を賃借し、太陽光発電システムを設置する「屋根借り方式太陽光発電事業」においても、3年以内に合計最大出力100MW(10万kW)の設置を目指している。

 また、オリックスは2010年より「太陽光発電システムの販売事業」を手がけている。2012年7月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度が開始されて以降、企業においても自社の工場や倉庫などを活用した太陽光発電事業のニーズが急速に高まっており、割安な価格でのシステム販売からファイナンス、設置工事、設備認定の取得サポートまで、顧客の円滑なシステム導入を支援している。

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