デジタル放送専用レコーダーの録画補償金訴訟で東芝の勝訴が確定

2012年11月10日 14:27

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記事提供元:スラド

774THz 曰く、 デジタル放送専用のレコーダーに対する私的録画補償金の支払いを巡り、私的録画補償金管理協会(SARVH)が東芝を訴えていた裁判で、最高裁は協会の上告を棄却。東芝の勝訴が確定したそうです(ITmediaの記事WSJ日本版の記事ITproの記事毎日jpの記事)。

 デジタル放送では著作権保護技術が採用されていることから、東芝はデジタル放送専用レコーダーが録画補償金の対象にならない可能性があるとして補償金を上乗せせずに販売していた。一審ではデジタル放送専用レコーダーも補償金支払いの対象とされたものの、強制力はないとして協会の請求を棄却。二審の知財高裁はデジタル放送専用レコーダーはアナログ放送に対する保証金制度の対象にならないとして、再び協会の請求を棄却している。

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