ワタミ、フィリピン・マニラに居食屋「和民」1号店をオープン

2012年11月9日 15:49

印刷

パースイメージ「店舗入り口付近」(画像:ワタミ)

パースイメージ「店舗入り口付近」(画像:ワタミ)[写真拡大]

  • パースイメージ 「店内」(画像:ワタミ)

 ワタミは9日、フィリピンで「和民」の開発権を有するビストログループ(本社:フィリピン)が、11月10日にフィリピンのマニラ首都圏でFC(フランチャイズチェーン)による1号店を開業すると発表した。

 1号店は同地域のマニラ湾に面したアジア最大級の巨大モール「SMモールオブエイジア」の2階に出店する。店舗規模は91坪、テラス席を含めて170席。メニューは食事が中心の海外版「和民」メニューで、顧客単価(想定)は550ペソ(約1,100円)。同地域で本物の日本食をリーズナブルな価格帯で提供する。

 ビストログループは、フィリピンにT.G.I.Fridays、Italiannisなど44店舗のレストランを展開している大手レストラン運営会社。ビストログループの新事業運営会社であるCreative Resto Concept Inc社とワタミの100%子会社であるWatami International Co., Ltd.(本社:香港)は、フィリピンにおける「和民」の開発契約を2011年6月に締結しており、11月の1号店に続き2号店のオープンを12月に予定している。将来的にはフィリピンに10店舗以上の出店を計画している。

 なお、ワタミの海外展開は香港・深セン・広州・上海・台湾・シンガポール・マレーシア、フィリピンと8地域に拡大し、2012年度末には海外合計80店舗を見込み、2013年末には海外で100店舗体制を計画している。

関連記事