『優しい男』ムン・チェウォンの純愛が熱い!

2012年11月3日 17:01

印刷

ムン・チェウォンの独特な“愛し方”が話題となっている。

ムン・チェウォンの独特な“愛し方”が話題となっている。[写真拡大]

 ムン・チェウォンの独特な“愛し方”が話題となっている。

 毎回水木ドラマ視聴率1位を記録し、ファンらを虜にしているドラマ『世界のどこにもいない優しい男』(以下、『優しい男』)では、ムン・チェウォンが見せている尋常ではない“愛し方”に対し、視聴者らの熱い支持が続いている。

 昨日放送された第15話でウンギ(ムン・チェウォン)は、愛する男マル(ソン・ジュンギ)のためにテサングループを放棄するとの爆弾発言をした。自分のせいでマルが罠にはめられ濡れ衣を着せられた挙句、警察に捕まったとの事実を聞いたウンギは、ジェヒ(パク・シヨン)のところへ行き、「私は何もいらない。全部あなたにあげるからマルを助けてあげて」と懇願したのだ。

 更に、ウンギは、「愛するマルのためなら金や名誉なんて必要ない。愛する人がそばにいてくれたらそれでいい。ジェヒさんはそうは思わないんですか?」と言い、成功のためなら愛なぞ一瞬にして捨ててしまったジェヒとは対照的な姿を見せ、ファンを熱狂させた。

 それだけではない。マルに向かってプロポーズしたかと思えば、キスに対し問いただし、また、夜が開ける前から会社へ行き仕事を覚えたいとせがむなどし、人とはちょっと違うが、彼女なりの愛し方でマルへの気持ちを表現した。

 これまで見せて来たウンギの愛も決して平凡ではなかった。雨の中を裸足で走って行きマルに対し胸の内を全て明かしながら愛の告白をしたり、ジェヒを取り戻すために故意にウンギに近づいたというマルの言葉に却って同情を示すなどした。また、交通事故で全ての記憶を失ったウンギだったが、マルの名前だけは覚えているなど愛に対しては決して打算的ではなく純粋で真っ直ぐだった。

 このようなウンギのキャラクターを見事に表現しているムン・チェウォンの演技力が視聴者を虜にしている。これまでの演技で視聴者らを“ウンギホリック”に陥れたムン・チェウォンは、昨日の放送では首都圏視聴率20%を叩きだすなどし、ムン・チェウォンシンドロームを巻き起こした。

 視聴者掲示板には、「ウンギの愛を応援します!」「ムン・チェウォンの演技、リアルすぎてすごい!」「ジェヒに対して痛快な一言!すごく気持ちよかった!」「愛を貫くムン・チェウォンの姿がとても美しい!」「ムン・チェウォンの演技にハマった!」などと、“ムン・チェウォンの愛”に対する応援のメッセージが相次いでいる。

 一方、前回放送では、記憶喪失にかかったウンギが少しずつ記憶を取り戻していく姿が描かれ、緊張感を高めた。『優しい男』は、毎週水木曜日の夜9時55分に放送中。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連記事