【銘柄フラッシュ】グローブライドやショーワが急伸しケンコーマヨネーズも高い

2012年10月30日 16:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  30日後場は、14時40分頃に日銀の追加緩和策が資産買い入れ枠の11兆円増額と伝えられ、事前予想の10兆円と大差なかったとの見方から「出尽くし感」が広がり、日経平均は急速に値を消して安値引け。ソニー <6758> も急速に軟化して1.3%安となり、朝から堅調だった三井住友フィナンシャルグループ <8316> も最後の5分で0.1%安。一方、シャープ <6753> は米アップル、グーグル、マイクロソフトと業務提携の交渉に入ったとの観測報道に期待が強く後場も値を保ち6.2%高で東証1部の出来高2位。

  選別物色の傾向が強まり、昨日、赤字の大幅減少見込みを発表したキタムラ <2719> (東2)は6.5%高。音声変換技術のアドバンスト・メディア <3773> (東マ)は14時過ぎに一時ストップ高まで上げて大引けは15.6%高。ネクストジェン <3842> (JQG)は次世代通信網の制御関連システムがいわれてストップ高の14.5%高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続き釣具のグローブライド <7990> となり業績予想の増額を好感し一時ストップ高の後も強調の26.7%高、2位にはチケット販売のぴあ <4337> が入り11月8日頃の決算発表に期待とされて14.3%高、3位には歯科技工機器の松風 <7979> が入り前週後半に業績予想を減額修正済みのためしばらく大きな悪材料はなさそうと買い戻しが入ったようで11.4%高、4位はショーワ <7274> の11.2%高となり昨日発表の四半期決算を好感し前引けの2位10.9%高から順位は後退したものの一段ジリ高。

  一休 <2450> は増額修正を好感し高値更新の後も堅調で9.8%高、ダイワボウホールディングス <3107> は風邪マスクとタブレット型パソコン部品がいわれて急出直りの7.9%高、ケンコーマヨネーズ <2915> は業績予想の増額修正を好感して高値更新の7.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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