NEC、「LaVie L」などWindows 8搭載個人向けPCを発表

2012年10月19日 17:53

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LaVie Y LY750/JW(画像:NECパーソナルコンピュータ)

LaVie Y LY750/JW(画像:NECパーソナルコンピュータ)[写真拡大]

  • LaVie L LL750/JS(画像:NECパーソナルコンピュータ)
  • VALUESTAR N VN770/JS(画像:NECパーソナルコンピュータ)

 NECパーソナルコンピュータは19日、個人向けパソコン「VALUESTAR」「LaVie」シリーズ10タイプ46モデルを商品化し、10月26日よりモデル別に順次販売を開始すると発表した。

 今回の新商品は、ノートパソコンの代表モデルである「LaVie L」などにはタッチパネル、デスクトップの「VALUESTAR N」などにはタッチパッドリモコンを搭載し、タッチによるWindows 8の操作を幅広く提供している。また、Windows RTを搭載し、長時間バッテリ駆動を実現したイノベーティブなコンバーチブルタブレット「LaVie Y」を国内で初めて商品化した。

 今回、国内個人向けパソコン市場のボリュームゾーンである15.6型ワイドサイズノートにおけるNECの代表的モデル、人気の「LaVie L」シリーズにタッチパネルを搭載。さらに、定評あるYAMAHAサウンドや天板の軽いすり傷を自動修復するNECの独自技術「スクラッチリペア」を備えた。また、「LaVie S」シリーズにもタッチパネル付きのLS550/JSを用意した。

 フラッグシップモデル「VALUESTAR W」および省スペース一体型の人気モデル「VALUESTAR N」にTVリモコンでWindows 8のタッチ操作ができる新開発の「タッチパッドリモコン」が付属。画面とユーザーの距離が離れたデスクトップでの快適さを考えたタッチ操作を提案する。オールインワンデスクトップにおいて常にデザイントレンドを作ってきた「VALUESTAR N」は、フルフラットパネル化などさらなる正統進化を遂げてデザインを一新。電源オフから約2秒でTVが観られる「ぱっと観テレビ」機能も搭載した。

 国内初のWindows RT搭載コンバーチブルタブレット「LaVie Y」は、キーボードが360度回転し、タブレットスタイルでの利用に加え、長文入力など際にはノートPCスタイルで利用できる1台2役を実現する。11.6型ワイドディスプレイ、薄さ15.6mm、本体質量約1.24kgのボディの優れたモバイル性と共に、フルHD動画連続再生時間約8時間などの長時間バッテリー駆動を備えているため、外出先でバッテリー残量を気にしながら作業する不安が軽減される。

 LaVie Yに搭載されるWindows RTは低消費電力で定評のあるNVIDIA社クアッドコアのTegra3で動作する。Windows 8と同等の操作性を提供し、Microsoft Office 2013 RT Preview版もプリインストールしている。

 今回NECパーソナルコンピュータは、レノボとの合弁体制による資材調達などの強みを生かし、Windows RTという最新のテクノロジーをいち早く商品化できた。なお、コンバーチブルタブレットへのWindows RT搭載は国内初となる。

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