【銘柄フラッシュ】中国関連株が高く新規上場のトレンダーズは気配値のまま上限到達

2012年10月19日 16:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  19日後場は、ゴールドマン・サックス証券のレポートなどを機に日中冷却の影響は限定的との見方が広がり、中国景気に敏感株のファナック <6954> が一段ジリ高となり、3.6%高で東証1部の売買代金2位。コマツ <6301> も一段高となり代金3位の活況で2.8%高。前引けは軟調だったトヨタ自動車 <7203> も0.2%高。売買代金1位は今週ほとんどソフトバンク <9984> となり本日は1.2%安。

  本日、新規上場となったトレンダーズ <6069> (東マ)は買い気配のまま売買が成立せず、公開価格2550円に対し、大引けの気配値は初値決定前の本日上限になる5870円。

  トレンドマイクロ <4704> (東1)は、遠隔操作により犯罪予告を行う不正プログラム「BKDR_SYSIE.A」の専用駆除ツールを無償公開したと発表し、注目を集めたものの、無料という点が気になったようで0.7%高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けと同じくモリテックス <7714> の38.7%ストップ高となり9月決算に期待ありとされて一部の資金が介入との見方、2位はランド <8918> の12.5%高となり株価ひとケタのため「率」は大、3位にはジーンズメイト <7448> の11.4%高が入り毎月20日締めの月次速報が楽しみと急伸、4位は加藤製作所 <6390> の11.3%高となり4月下旬の高値から6ヵ月目になり信用期日到来の思惑がいわれて続伸11.3%高。

  「iPS細胞」「再生医療」関連株は総じて一服模様になり、新日本科学 <2395> やタカラバイオ <4974> (東マ)は反落。DNAチップ研究所 <2397> (東マ)は続伸10.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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