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米空軍の「空飛ぶ円盤開発計画」に関する機密情報が公開される
taraiok 曰く、 1950年代に米空軍によって進められていた「空飛ぶ円盤」の開発プロジェクト「Project 1794」の機密コードが解除された。米国の国立公文書記録管理局が計画の概略図と詳細を公開している。外形はアダムスキー型を上下に潰した形状。大まかな構造としては、コクピットらしき中央部と外周部分に分かれており、外周部分のディスクを回転させ、「コアンダ効果」を利用して本体を推進する仕組みであったという。また操縦は、外周部分に無数にある小さなシャッターの開閉で空気の流れを変えることで行うことができるらしい(EXTREME TECHR、WIRED、本家/.)。
動力はジェットタービンで、VTOL(垂直離着陸)機能を持たせる予定だった。開発メーカーはすでに消滅しているカナダのAvro Aircraft Limited社で、計画では円盤の最高速度はマッハ3からマッハ4、最高高度が100,000フィート(約30km)、最大航続距離は1,000海里(1,852km)になる予定だったという。しかし、同社が同年代に開発してきたた円盤形の実験機「VZ-9V Avrocar」が約3フィート(約1m)の高度しか取れず、速度も毎時35マイル以下であったため計画はプロトタイプの設計段階で中止されたそうだ。MP
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