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富士フイルム、高級コンパクトデジカメ「FUJIFILM XF1」を発売
プレミアムコンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM XF1」(画像:富士フイルム)[写真拡大]
富士フイルムは9日、「Xシリーズ」のラインアップとして、広角端開放F値1.8の新開発フジノン光学4倍マニュアルズームレンズと、一般的なコンパクトデジタルカメラの約2倍の面積の2/3型EXR CMOSセンサーを搭載、レンズ先端部までの最厚部を33mmに抑えた、スタイリッシュで高級感溢れるデザインのプレミアムコンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM XF1」を、11月3日より発売すると発表した。
富士フイルムは、昨年3月に高級コンパクト「FUJIFILM X100」を発売し、プレミアムカメラの新たな市場を拓くとともに、今年2月にレンズ交換式の「FUJIFILM X-Pro1」を発売、9月には「FUJIFILM X-E1」を発表するなど、「Xシリーズ」のラインアップを急速に拡充してきた。今回発表する「FUJIFILM XF1」は、「Xシリーズ」にふさわしい高画質と高品位な質感を、ポケットサイズボディかつファッション性の高いデザインで実現したプレミアムコンパクトデジタルカメラ。
「FUJIFILM XF1」は、超高屈折率の非球面レンズを含む7枚構成の全レンズに光学特性に優れたガラス素材を用いることで、広角端開放F値1.8の明るさと薄型化を実現した新開発のフジノン光学4倍(25mm-100mm)マニュアルズームレンズを搭載。手動による滑らかで快適な素早いズーム操作で、撮りたい瞬間を狙いどおりにとらえることができる。光量の少ない夜間や室内でも高画質撮影が可能。また、全レンズの両面にフジノン独自の多層コーティング処理「HT-EBC(High-Transmittance EBC)」を施すことで、ゴーストやフレアを軽減し、逆光などの厳しい撮影条件下でもクリアな画像が得られる。
センサーは、一般的なコンパクトデジタルカメラの約2倍の面積の2/3型1200万画素EXR CMOSセンサーを搭載。撮影シーンに合わせて1つのセンサーを3つの撮像方式(高感度低ノイズ優先/ダイナミックレンジ優先/高解像度優先)に切り替えて撮影できる独自の技術により、さまざまなシーンで高画質撮影を実現する。画像処理エンジンは「EXRプロセッサー」を採用し、AF速度は最短で0.16秒、撮影と撮影の間のインターバルが最短0.8秒、本体の起動時間も0.55秒と機動性に優れている。また、日中の屋外に比べAF速度が遅くなりやすい室内や夜景などの暗所でも高速AFを実現し、撮りたい瞬間を逃さない。
シャッタースピードや絞り値を素早く調整できる「メインコマンドダイヤル」や、よく使う機能を任意に各ボタンに登録して使用できる「拡張ファンクションボタン」を搭載し、スムーズな操作性を追求。ポケットサイズのボディで本格的なマニュアル撮影を楽しめる。
カメラデザインは素材と操作性に徹底的にこだわり、スタイリッシュで高級感のある仕上がりにした。ボディにアルミを用い、軽さと堅牢性を両立。外装に合成皮革を採用し、ホールド性を向上させるとともに本革の風合いを再現した。カラーバリエーションは3色(ブラック・レッド・ブラウン)から選択できる。
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