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「平城宮跡」埋め立て造成工事と反対運動
記事提供元:スラド
usagito 曰く、 奈良市にあり、世界文化遺産に登録されている特別史跡・平城宮跡で、埋め立て造成工事が進んでいる。国営公園として管理する国土交通省が「整備の一環」として、平城宮跡中心部の草地・湿地を4万5千平米(東京ドーム1つ分)にわたって舗装する計画(国交省のプレスリリース)。近隣住民すら知らないまま、突然着工された。びっくりしたタレコミ人らが説明を聞きにいったところ、ユネスコ世界遺産委員会への届け出をしておらず、地下水への影響も検討していないことが判明。埋め立ては「草を刈る整備と変わらない」との認識だった。
千年にわたって遺物を守ってきた草地が破壊される懸念に加え、都市隣接の貴重な緑地として親しまれてきた空間が失われ、また豊かな生態系へもダメージがあるということで、工事の即時中止を求める反対運動が起きている。
この件に関しては毎日jp、ニュース 奈良の声、MSN産経ニュース、YOMIURI ONLINEなども取り上げている。
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