日立、爆発物を1~2秒で検出可能な搭乗ゲートの試作に成功

2012年10月6日 16:59

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記事提供元:スラド

日立製作所は日本信号および山梨大学と共同で、爆発物の有無を1~2秒で検出できる搭乗券読み取り装置(搭乗ゲート)の試作に成功したそうだ(ニュースリリースSankeiBizの記事ITproの記事本家/.)。

試作した搭乗ゲートでは、搭乗券として使われるICカードや携帯端末に付着した微粒子を高速で採取・濃縮し、高感度の質量分析を実現したという。この方式では1時間に約1,200人の検査が可能で、搭乗ゲートでの流れを妨げることなく効率の良い検査が行えるとしている。本装置は10月17日から東京ビッグサイトで開催される「テロ対策特殊装備展'12」で連続運転試験を兼ねた実機展示が行われる予定とのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | テクノロジー | セキュリティ | 交通

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