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近鉄が新型特急「しまかぜ」発表
yasuchiyo 曰く、
近畿日本鉄道は 9 月 28 日、新型観光特急「しまかぜ」の概要を発表した (プレスリリースPDF) 。平成 25 年に行われる神宮の式年遷宮に合わせ、伊勢志摩観光推進の切り札として、乗ること自体が楽しみになるような今までにない「鉄道の旅」を提供する車両とのことだ。
車両外観は、近鉄には珍しいブルーとホワイトの塗り分け。内装は、開放座席が横2+1 列配置でシートピッチは新幹線のグリーン車より広い 1250 mm、クッションやレッグレストも用意されている。またグループ向けに、サロンシートや掘りごたつ風、洋風の個室も設定されている。車内で販売する食事、飲み物類はもちろん、接客担当のアテンダントの制服にも力が入っている様子。運行開始は来年 3 月 21 日からの予定で、水曜を除く毎日、大阪難波・近鉄名古屋〜賢島間を各 1 往復する。また、運行に先駆けて大阪、名古屋などで紹介イベントが実施される。
ちなみに命名の由来は「志摩に吹く風の爽やかさ」ということで、漢字で書けば「志摩風」だろうか。名阪特急用「アーバンライナー」が成功したせいか、さくらライナー、伊勢志摩ライナーと、観光用なのに微妙にらしからぬ愛称が続いていたが、志摩でも島と読まれても海系のリゾートっぽくていい感じかなと思う。
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