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生産性の向上を目指して:時間管理による恩返し
アメリカでは感謝祭の日には、自分を気にかけてくれた人のことやその人たちがどのように気遣いを表してくれたかといったことを思い出します。来し方を振り返るときなのです。[写真拡大]
アメリカでは感謝祭の日には、自分を気にかけてくれた人のことやその人たちがどのように気遣いを表してくれたかといったことを思い出します。来し方を振り返るときなのです。
人は一年のうち354日は将来の成功のことを考えて過ごします。しかし、それは何によって自分がここまでこられたかについて忘れてもいいという意味ではありません。
筆者自身について言えば、最も必要としているときにそばにいて重要な手助けをしてくれた―もしかしたらたった一言親切な言葉をかけてくれただけかもしれないけれど―の支援者たちのことを忘れてはいけないのです。
我々を助けてくれる人はだれでも自社の成功に投資をしていることになります。どこかに書き留めておいたのに失くしてしまった電話番号を5分かけて調べてくれたり、使い走りをしている間に数分かけて何かを取って来てくれたり、といった具合に。
その人たちにはその人たち自身のやることリストに載っていることをはじめとして、その時間にしようと思っていたことが他にもたくさんあったはずです。けれども、私たちを助けるためにそれを後回しにしたのです。
そのすべてのサポートを考えると、その人たちが我々の成功のために投資してくれた時間を合計した時間を、何か非生産的なことで無駄に使うのは感謝の念が足りないと思いませんか。
私たちはタイムマネジメントのワークシートを必要な修正を加えつつ維持していくのに時間を費やしたり、取り組み方に微調整を施したりできるはずなのです。
また、手助けしてくれた友人たちも、私たちが“どこかにある”はずの顧客の住所をやけくそになって捜しているより、仕事の工程に優先順位をつけたり学んだばかりの電子ファイル管理のコツを実行に移したりするのを見るほうがうれしいのではないでしょうか。
成功を収め、整理整頓もずっと上手にできるようになり、あなたをサポートしてくれた人たちに感謝の気持ちを表しませんか。
感謝はとても重要な気持ちで、一年に一度だけ使うというものではありません。目標を設定し、今日から整理整頓に取り掛かりましょう。そして、あなたの時間節約を一週間助けてくれた人たちに、上手にものごとを整理することで答えましょう。
※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。
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