日露の担当者が国際テロ防止対策を協議

2012年9月12日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 日露のテロ対策関係者が国際テロや地域テロ対策に情報交換を図るとともに、協力をすすめるための日露テロ対策協議が11日、都内である。

 2002年11月13日に第1回協議が開かれ、今回で4回目の開催になる。日本からは篠塚保・外務省国際テロ対策・組織犯罪対策協力兼サイバー政策担当大使らが、ロシア側からはイリヤ・ロガチョフ外務省新しい挑戦・脅威局長が代表らが出席する。

 これは2002年2月に行われた国際テロリズムとの闘いに関する外務大臣とロシア連邦外務大臣との「協力強化」への共同声明に基づいてスタートした。

 ここでは「テロ行為の準備、実行の防止と阻止の促進」に取り組むほか「テロ行為の準備、実行に関わった者の拘束と刑事訴追のための二国間の協力の促進」「テロリストが自らの活動を隠蔽するために慈善活動等を行う組織、集団及び団体を利用しないよう留意する」「テロリスト及びテロ組織に対する資金供与への対処及びその防止」「大量破壊兵器関連物資や技術のテロリストへの流出の防止」「二国間及び多国間の協力の強化を目的とした両国間の活発な協議の継続」「テロ行為の防止及びテロ活動への対応を目的とした二国間の協力の進展」の7つを取り組みの柱にあげている。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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