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JFEエンジニアリング、ミャンマーで大型橋梁の事業化調査に着手
計画地点およびJFEエンジニアリングの橋梁実績地図(画像:JFEエンジニアリング)[写真拡大]
JFEエンジニアリングは11日、JFEスチール、オリエンタルコンサルタンツ、長大、一般社団法人国際建設技術協会と共同で、経済産業省より「エーヤワディ河下流横断鉄道・道路改良計画」を受託したと発表した。
受託した業務は、ミャンマーへの25年ぶりの円借款や民活インフラ案件の形成を目指した事業化調査で、「平成24年度インフラ・システム輸出促進調査等事業(円借款・民活インフラ案件形成等調査)」の一事業として位置づけられている。
事業化調査は、ミャンマーのエーヤワディ河を跨(また)ぐ橋梁部(延長2.3km)とアプローチ部(延長5km)が対象であり、2012年度中に完了する予定。
ミャンマーは民主化に伴い経済発展が大いに期待され、その基盤となる交通ネットワークの整備が急務となっている。建設予定地のヒンタダ郡は、ヤンゴン市の北方100kmに位置する交通ネットワークの要所となっているが、エーヤワディ河で幹線道路と鉄道が分断されているため、橋梁建設による早期連結が期待されている。
JFEエンジニアリングは、1995年にヤンゴン市に海外支店を設置して以来、15年以上にわたってミャンマー国営企業の橋梁工場建設と操業支援を行ってきた。また、ミャンマー国内における大型橋梁7橋の橋梁建設に関する技術支援を実施してきた。同社のこれらの実績は同国で高い評価を得ており、今後も都市化が急速に進むヤンゴン市周辺での架橋計画などに積極的に営業展開していく方針。
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