【銘柄フラッシュ】シャープが急伸しジパングや日本風力開発も高い

　　４日前場は、上海・香港株が堅調と伝えられると建機、機械、鉄鋼、海運株などに持ち直す銘柄が増え、ファナック <6954> は１．１％高、商船三井 <9104> は２．１％高。自動車株は高安混在だったものの、電機・精密は総じて堅調で、キヤノン <7751> は１．６％高、パナソニック <6752> は２．１％高。

　　シャープ <6753> は台湾・鴻海精密工業の郭台銘董事長が現地で資本・業務提携に積極的な発言を行なったと伝えられ、期待が再燃。７．５％高の急反発となり、出来高・売買代金とも連日トップ。また、シャープが担保に提供と伝えられたパイオニア <6773> も堅調で５．６％高。

　　東証１部の値上がり率１位はシャープ <6753> の７．５％高、２位はケネディクス <4321> の７．０％高となり海外投資家が不動産に注目との見方あり突飛高、３位は内田洋行 <8057> の６．３％高となり決算発表で今期黒字転換の見込みとしたため急伸、４位はパイオニア <6773> の５．６％高。

　　ジパング・ホールディングス <2684> （ＪＱＳ）は金の国際市況が５ヵ月ぶり高値と伝えられ１５．５％ストップ高、日本風力開発 <2766> （東マ）は２．０％高程度ながら電機大手などの洋上風力発電事業を材料に反発となった。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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