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【株式評論家の視点】コンテナ運賃回復の川崎汽船に見直しの芽、PBRは0.3倍と割安
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■銘柄の見所
川崎汽船 <9107> は8月30日に101円の安値まで売り込まれ、100円すれすれまで下げてきたが、底値ゾーン入りと思われる。海外バラ積み船の運賃低下から海運株全体が厳しい展開を余儀なくされているが、一方でアジア発北米向けのコンテナ運賃が上昇している。
そのコンテナ船の運賃回復で今2013年3月期は営業利益270億円(前期406億円の損失)と様変わりの業績好転が見込まれている。バラ積み船の市況回復が想定される来2014年3月期も大幅な増益確保が有力になっている。
PBRはわずか0.3倍に過ぎない。大型ファイナンスを強行したことによる需給悪化が株価に反映されているが、それでも行き過ぎ感は強い。また、個人投資家はこの調整局面を積極的に拾い、直近8月24日申込み現在では信用買い残は4209万株にまで膨らんできた。個人投資家が底値ゾーンと判断している姿がうかがえる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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