パナソニック、世界最大103型裸眼3D表示プラズマディスプレイを開発

2012年8月30日 13:08

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「インタラクティブ多視点3Dシステム」(写真:パナソニック)

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  • 「103型裸眼3D表示プラズマディスプレイ」(写真:パナソニック)

 パナソニックは30日、より高品位な臨場感を実現するため、3D技術を応用した「インタラクティブ多視点3Dシステム」と「世界最大103型裸眼3D表示プラズマディスプレイ」を開発したと発表した。パナソニックは、3Dビジネスに新たなソリューションを実現するものとして、両システムをBtoB分野に提案していく。また、世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2012」(2012年8月31日~9月5日、ベルリン)における同社ブースで両システムを展示する予定。

 「インタラクティブ多視点3Dシステム」は、対象物を立体視できるだけでなく、専用タッチパネルの操作で対象物を動かすことができ、これにより、視聴者の見たいアングル・大きさを選んで、歪(いびつ)のない正確な立体視聴ができるという、3D映像が持つ高品位な表現能力を生かしたシステム。また、「世界最大103型裸眼3D表示プラズマディスプレイ」は、専用メガネ不要の3Dシステムでありながら、従来の裸眼3Dシステムで課題とされていた干渉縞(モアレ)や2重像(クロストーク)が少ない高画質3D映像を実現している。どちらも様々な業種業態における3D表示システムとして応用展開が期待できるという。

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