三菱電機、列車の走行位置に応じた情報をスマホに提供 JR山手線で実証実験

2012年8月30日 12:07

印刷

「トレインネット」の実証実験イメージ(画像:三菱電機)

「トレインネット」の実証実験イメージ(画像:三菱電機)[写真拡大]

  • システム構成概念図(画像:三菱電機)

 三菱電機は29日、JR東日本との共同研究の一環として、列車の走行位置に応じたリアルタイムの情報を乗客のスマートフォンに提供するサービス「トレインネット」の実証実験を、山手線で開始すると発表した。実験期間は2012年9月3日から13年1月中旬までの予定。

 「トレインネット」は、列車の走行位置に応じた運行関連情報や沿線情報などを配信するサービス。乗客のスマートフォンに列車搭載の通信装置(無線LANアクセスポイント)を介して情報を提供する。スマートフォンでの操作性を考慮した専用アプリケーションにより、「トレインビジョン」のノウハウを応用した利便性の高いスマートフォン向けコンテンツを提供する。

関連記事