マックスバリュ東海とイオンキミサワが合併

2012年8月22日 12:28

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 イオンの連結子会社でスーパーマーケット事業を展開するマックスバリュ東海とイオンキミサワは21日、同日開催の両社取締役会においてマックスバリュ東海を存続会社とする合併を行うことを決議し、両社対等の精神を重んじ合併契約を締結したと発表した。今回の合併は、これまで両社が同じエリアで培ってきたノウハウを有機的に融合し、地域に根ざした企業として新たに生まれ変わることを目的としている。

 マックスバリュ東海は、静岡県を中心に神奈川県、山梨県及び愛知県においてマックスバリュを中心にスーパーマーケット97店舗を展開している。また、イオンキミサワは、静岡県及び神奈川県においてキミサワを中心にスーパーマーケット23店舗を展開している。両社はイオングループの「お客さま第一」の理念を共有し、これまで同一エリアで切磋琢磨しながら成長を続けてきた。

 今回の合併により誕生する新生マックスバリュ東海は、双方が持つ経営資源を統合し、一元的、効率的な経営管理による収益力の向上を図り、強固な事業基盤を確立していく。さらに、イオングループ共通戦略のひとつである「アジアシフト」のもと、新たな成長機会を獲得すべく、中国・広州市で今年中に事業をスタートする。

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