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【銘柄診断】三菱自動車は底打ちから出直り相場へ、日証金では株不足が継続し仕手化も
三菱自動車 <7211> が7月24日の安値66円で底を打ち、出直り相場入りの色彩を強めてきた。今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益が149億円と前年同期比22%の増益を達成した。
タイで生産するピックアップトラック「トライトン」やSUV「パジェロスポーツ」など販売単価の高い車種の構成比率が当初想定より高まったことが好業績の背景。
つれて、9月中間決算の営業利益を220億円から300億円(前年同期342億円)へ引き上げ、通期についても同じように700億円から800億円(前期636億円)へ増額した。
「トライトン」やSUV「パジェロスポーツ」の好調持続が見込まれる上、新型車「ミラージュ」とフルモデルチェンジする「アウトランダー」の投入でアジア中心に販売台数が増える見込みだ。
リコール問題などの経営危機時に発行した優先株が普通株に転換されると、株数が現在の8割増しに膨れ上がる。この問題を解決できれば念願の復配に前進することになる。
好調な業績は復配へ着実に進展していることを示している。取組みは直近8月3日申し込み現在で売り2031万株、買い3628万株と拮抗している。やや買い残の水準が高いのが難点だが、日証金では連日株不足状態となっており、逆日歩でも発生すると、株価には強いインパクトになりそう。2ケタ台の値ごろ妙味は大きい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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