【銘柄診断】アキレスは「駿足」の好調で株価も走り出す、ダンスシューズも話題性は十分

　　アキレス <5142> は７月１０日の戻り高値１１４円からの調整切り上げのタイミングを迎えつつある。８月９日に発表された今２０１３年３月期の第１四半期決算は営業利益が３億２０００万円と前年同期比３５％の減益に見舞われた。

　　しかし、コスト削減効果などを要因に９月中間決算については営業利益を６億円から８億円（前年同期８億６０００万円）へ引き上げ、株価はこれを好感している。

　　コーナーで転ばずに早く回ることができる左右非対称のソール形状のスポーツシューズ「駿足」が相変わらず好調に推移している。また、小学校体育授業にロックダンスが取り入れられたことを受け、女児向けダンスシューズ「瞬足ダンス」を1月に国内市場に投入したが、大きな話題を集め売上げを伸ばしている。

　　「駿足」については中国投入の見方も流れており、株価を刺激するところだ。今のところ通期の営業利益１６億円の見通しは据え置かれているが、次第に増額への期待感が強まりそう。もともと仕手人気の強い株とあって、好決算発表を契機に見直し人気が、盛り上がる方向が予想される。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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