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【注目の決算発表】ドワンゴは続落後にもみ合い、連続減益の業績評価より解散・総選挙思惑が交錯
ドワンゴ <3715> は10日、1900円安と3日続落して始まったあと、2700円高の11万500円と切り返すなどもみ合っている。
前日9日大引け後に7月23日に修正した今9月期第3四半期(3Q)決算を発表するとともに、9月通期予想業績を開示、純利益の収支トントンへの連続減益を予想したが、この業績評価より前日9日の内閣不信任案否決、きょう予定の消費税増税法案成立で、解散・総選挙ム-ドが高まってきたことに反応、同社配信のニコニコ動画への関心が高まるとの思惑を強め、材料株人気を強めている。
ニコニコ動画では、政治問題が有力なコンテンツの一つとなっており、解散・総選挙の際の政局そのものへの影響力の大きさが見直されている。
一方、3Q業績は、7月23日の修正通りに純利益が2億2000万円の赤字(前年同期は12億4400万円の黒字)と悪化した。
投資有価証券売却損5億2500万円を特別損失に計上したことが要因となった。同社の業績開示方式は、翌期の4半期業績のみ見通しを公表しており、今回初めて9月通期業績を公表したが、純利益は、3Q業績を踏まえて収支トントン(前期は12億3800万円の黒字)と大幅続落を見込んでいる。
株価は、年初来安値9万2500円から外資系ファンドが大株主に浮上した思惑で13万7400円までリバウンド、3Q業績修正・純益赤字転落で再度、10万円台の攻防となった。9月8日に迫った今国会会期末に向け思惑材料優先で戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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