【銘柄診断】日本道路は信用の整理が進展し値戻ししやすい状況、復興需要増に期待

2012年8月9日 14:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日本道路 <1884> は7月2日の329円と7月17日の332円でダブるトップを形成し今はその調整局面。ただ、7月24日の270円で目先底を打ち、調整は短期、浅い押しで終了のニュアンスだ。

  8月7日に発表された今2013年3月期第1四半期の営業利益は6億4300万円の損失、前年同期の8億9300万円の損失に比べ、損失幅は減少した。公共投資が堅調に推移しているほか、民間設備投資も緩やかに持ち直しているため受注高は227億円と前期比20%増を確保している。会社側でも道路建設業界は、復興需要等を背景に回復の動きが確かなものになると見ている。

  一方で、舗装原材料(ストレート・アスファルト、砕石)の需給・価格変動などを考慮して、通期の営業利益の見通し41億円(前期比1%減)は据え置いている。

  株価は大きくは3月6日の高値367円からの整理局面。信用残は3月9日申込み現在の481万株から、直近8月3日申し込み現在では254万株まで大きく減少してきている。低位仕手人気に乗って示現した相場は、需給面では整理に一区切りついたと思われる。相場はリセットのニュアンスが強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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