東電、観光業の風評被害賠償対象地域に木更津など千葉県の6市5町を追加

2012年8月6日 23:51

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 東京電力は6日、東日本大震災に伴い発生した福島第一原子力発電所の事故による風評被害により、観光業が減収等の損害を受けた地域の賠償について、その対象地域を拡大し、千葉県の6市5町を追加すると発表した。

 今回新たに追加される地域は、千葉県の木更津市、君津市、富津市、鋸南町、大多喜町、茂原市、成田市、香取市、神崎町、多古町、東庄町の6市5町。支払いの対象となる期間は平成23年3月11日から同年12月31日まで。

 なお、東電は、「今回対象とならなかった地域においても、当社事故との相当因果関係が認められる損害については、個別に事情を伺い、適切に対応していく」としている。

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