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【銘柄診断】日立電線は今3月期の減額修正契機に、あく抜け相場に転換の兆し強まる
記事提供元:日本インタビュ新聞社
日立電線 <5812> は3月30日の高値236円から長い調整局面にあったが、7月25日の安値144円を底に、そうしたトレンドを脱出しつつある。
7月27日に発表された今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益が1億2700万円の損失に転落(前年同期23億8200万円の黒字)と低迷した。つれて9月中間決算の営業利益を従来の40億円から15億円(前年同期13億5600万円)に、通期の見通しを同じく120億円から70億円(前期19億6600万円)へ減額修正した。
今回の減額を売上げ動向にみると、特にこれといった低迷部門はない。建設用電線・ケーブルなどの産業インフラ部門、自動車部品などの電機・自動車部品、ネットワーク機器が携帯電話事業者向けに伸びている情報デバイスなど、各部門に渡って少しずつ従来の目標数字を引き下げている。
従って、世界景気の不透明さを踏まえた、予防的な減額修正のニュアンスが強い。低調な決算発表を契機にあく抜け相場に発展の方向が期待できそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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