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【銘柄診断】東洋鋼鈑は急落の後引き戻し相場に転じる、PER0.3倍は超割安
記事提供元:日本インタビュ新聞社
東洋鋼鈑 <5453> は7月25日に246円まで売り込まれ、6月4日の250円を下回る年初来安値を示現した。以後は相場が引き戻しに転じてきており、底入れ感が強まっている状況だ。
鋼板関連事業で電池材の回復が想定されるほか、機能材料関連事業では光学用機能フィルムの販売が増加する見通し。磁気ディスク用アルミ基板もタイ洪水の影響からの立ち直りが見込める。そのため、今2013年3月期は営業利益61億円、前期比55%の大幅増益の見通し。
PERは6.6倍に過ぎない上、PBRの0.3倍は圧倒的に割安な水準だ。また、「体外診断用医薬品の製造、販売」など、新規事業の取組みを積極化する。10数年かけて大学と共同開発してきたDNAチップ事業が、ようやく事業化の運びとなる。
さらに、次世代太陽電池向け金属基板などの大型研究プロジェクトにも引き続き取り組む。7月5日からの下げが急ピッチだった分、戻りも軽快なものになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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