伝説のライトスポーツカー「トミーカイラ・ZZ」が電気自動車として復活

2012年7月26日 07:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 京都大学発のベンチャー企業グリーンロードモータースが、同じ京都の自動車メーカーであるトミーカイラから販売されたスポーツカー「トミーカイラZZ」の名前を冠した電気自動車を販売することになった(マイナビニュースレスポンス)。

 「トミーカイラZZ」は12年前にガソリンエンジンを搭載して発売されたトミーカイラ社製のスポーツカーで206台のみ販売された。超軽量のアルミモノコックボディ、4輪ダブルウィッシュボーンなどレーシングカーのようなボディ構造を採用「公道を走れるレーシングカー」として人気があった。

 EV版「トミーカイラZZ」では、大手自動車メーカー出身のチーフエンジニアの下、当時のトミーカイラのエンジニアが集まって設計され、車体、デザインまで含めて最新の技術で作り直されているとのこと。量産化に向けては、部品を車台部分とボディカウルに分けて製造する、GLM「京都生産方式」を取り入れる。この方式では、専用金型やロボット溶接等の高価な設備投資の必要がないハンドメイドによる車体製造が可能とのこと。量産製造に必要な資金はニチコン、元ソニー会長の出井伸行氏、元グリコ栄養食品会長の江崎正道氏などが出資しており、量産に向けての資金調達はすでに完了しているとのこと。

 # 出資者の名前を見るとなんか心配になるなあ……。なんでだろう。

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