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[仕事術]自己主張はタイムマネジメントを助ける
自己主張ができる人は、タイムマネジメントのプログラムを実行し、継続するのにさほど困ることはないでしょう。みなさんの自己主張の度合いはどのぐらいでしょうか。その強さの違いで一日がどう進むか、見てみましょう。
自己主張レベルが低い人: 一日をとおして、いろんな人がおしゃべりや息抜きをするためにあなたのオフィスに立ち寄ります。あなたは絶対にオフィスのドアを閉めません。なぜなら気さくな雰囲気を演出したいからです。
仕事は一日中机に積み重なっています。すべてをやり終える見込みはないとわかっていても、笑みを浮かべて舞い込む案件の処理を約束します。他の人を喜ばせたいがために、だれも引き受けない余分の委員や仕事の割り当てを、自発的に引き受けることもあるかもしれません。
しかし、結局全部は成し遂げられずに終わり、罪悪感が増し、役立たずだという思いから自分に腹を立てることになるのです。
自己主張の低さは自己評価の低さと一致します。自分にその特徴が表れていないか、次の点を検討してみてください。
・「No」と言いにくい性格。
・不便、あるいは不合理な頼みであっても、聞き入れてあげられないと罪悪感を覚える。
・頼まれたことをしないで人を怒らせることを心配する。
・他の人の望んでいることのほうが自分のニーズよりも大切である。
自己主張できる人: 相対的に境界線を設けます。人が余分な仕事を割り当ててきて急いでさせようとしたり、他の委員会の委員にさせようとしても、時間的な制約を考慮して、受けるのが当然だと思えない場合は、引き受けません。親しみやすく気さくですが、状況によって「No」と言うことができます。
一日を管理していくのに十分な自己主張の強さが備わっていますか。次の点があてはまるかどうか考えてみてください。
・集中しなければならないときにはオフィスのドアを閉め、それほど集中力を要さないときはドアを開けている。
・毎日どのぐらい仕事ができるか、そしていつ仕事を止めるか、境界線を設けている。
・時間をうまく管理しているので、チームで仕事をして、その中で己の責任を果たすことができる。
・自分のための時間を取っている。
いっぽうで、あまり自己主張が強すぎると、非友好的だと思われます。だれかが失礼な態度や偉そうな態度を取ったり、人の話を聞かなかったり、一日中用心して対応しなければならない人だったりしたら、その人のことは友好的ではないと見なすはずです。
こういった人はチーム・プレーヤーにはなれず、大抵は組織にとって役にたつ人でもありません。というのも、周りにいる人が居心地の悪さを感じたり、おびえたりしてしまうからです。
継続してタイムマネジメントをやることに難しさを感じているなら、自分の自己主張のレベルを評価して見ましょう。仕事の実行能力を向上し、生産性を上げ、仕事で超多忙になったうえに罪悪感を覚えるよりも信頼されるようになるための、一助になるはずです。
The Whakate Club and Journalにはいつも興味深い記事が載っています。つい先ごろ出版された“The Introspection Handbook,”(内省ハンドブック) では、自己主張と非友好性に関する題材が取り上げられています。
The Whakate Club and Journalによると、「己をよく知ることで自己を成長させワーク・ライフ・バランスを図るための完全ガイド。ひとつの方式に従うことを強制するものではなく、個性を伸ばし、長期的目標を定め、本当に望んでいる人生を生きるために潜在能力を解き放つことを目的に書いてある一冊」だそうです。
※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。
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