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【銘柄診断】野村ホールディングスは個人投資家の押し目買い流入、底値感のシグナルか
野村ホールディングス <8604> の弱気相場が続いている。ここへきて6月4日の241円に急接近、二番底調べの足取りとなっている。
公募増資を巡るインサイダー取引で、野村証券の機関投資家営業部の職員の情報漏えいが明らかになり、今後の影響が懸念されているもの。
野村証券では調査報告書を公表し、社内の情報管理体制に問題があったことを認め、トップの報酬カットや一部業務の営業自粛を打ち出すことでひとまず決着がついた。ただ、証券取引等監視委員会は現在進めている特別検査で野村の調査内容をさらに検証する方針で、新たなインサイダー関与が表面化するリスクもある。
そうした状況を踏まえた上で個人投資家の買いが膨らんでいる。野村証券の復活を想定する声が強いようで、直近7月13日申し込み現在で信用買い残はついに1億株台に乗ってきた。戻り相場への足かせにはなるが、少なくとも個人投資家がこの水準で積極的に拾うということは、一つの底値感を示すシグナルとして注目される。株式市場の底入れを想定する買いも流れ込んでいるようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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