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【銘柄診断】ファーストリテイリングはアジアなど海外拡大による成長路線は不変
ファーストリテイリング <9983> に個人投資家の買いが流入し始めている。7月2日に6月の既存店の売上げが前年同月比7%減となったと発表、失望売りを誘った。4月が同6.8%減、5月が同10.3%と3ヶ月連続の前年同月比割れとなっている。
さらに7月6日には今2012年8月期の業績について、営業利益を1380億円から1315億円(前8月期1163億円)に減額修正、それがまた新たな売り材料となった。
しかし、7月13日の1万5210円を底値に個人投資家の押し目買いを集め戻り歩調に転じつつある。4月2日に1万9150円の高値をつけているが、この時はアジアを中心とする海外展開の成長性を評価したもの。
第3四半期累計のアジアでの出店も、前年同期比57店増の93店と大幅に加速している。会社側では、今第3四半期累計で国内ユニクロの4分の1弱に過ぎない海外ユニクロの売上高が、2015年8月期には国内ユニクロを上回るという見方を示している。
従って成長路線を評価する基本的な流れは変わっていないとの見方も出来る。当面の悪材料を吸収した後で、株価は上値を指向しやすい状況にある。日証金では連日逆日歩が発生している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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