【銘柄診断】ツガミはスマフォ特需一巡懸念から下落続いたが、底入れ出直りへ

2012年7月22日 08:26

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ツガミ <6101> は7月18日の463円へのダメ押しで底入れを完了し、出直り相場に転じてきた感触だ。

  2012年9月中間決算は営業利益が前年同期比4.7倍の65億円程度になりそうと伝えられたが、株価はそれに反応することがなかった。

  スマートフォン向けの受注好調が要因だが、足元の受注は海外景気の悪化で減速しており、下期の収益は伸びが鈍化する公算が大きいという。

  特にスマートフォン向けの受注は今3月期をピークに来2014年3月期以降減少に転じるのではとの見方が出ていることが、株価が3月28日の990円の高値以降一貫した整理商状に終始している要因である。

  しかし、これについても大口特需はスポットで終わることなく、長期にわたって続くのが通例との見方も示されている。7月30日の第1四半期の決算発表が当面の注目材料だが、整理が行き届いているだけに、かりに慎重な見通しが明らかになっても、それはそれであく抜け感を強める方向に働きそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】日新製鋼は今期増益転換も、業界再編の動きがなお思惑を呼ぶ要因に(2012/07/20)
【今、この銘柄】割安とテーマ性のトーソー、復興・節電関連需要に期待(2012/07/20)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事