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【銘柄診断】長谷工コーポレーションは優先株買い戻しを評価、信用残の整理も進展
記事提供元:日本インタビュ新聞社
長谷工コーポレーション <1808> が浮揚感を強めようとしている。6月28日に大手銀行向けに発行している優先株の一部を買い戻して消却すると発表したことが基本的な好材料。優先株が普通株に転換され、利益の希薄化が起きることが警戒されていただけに、優先株の償還で希薄化への不安がなくなった。
2015年10月までに期間利益を充当することで償還する計画で、株価見直しに大きく前進する要素である。2013年3月期の業績については営業利益240億円と前期比11%増が見込まれている。期初の手持ち工事は減少したが、期中受注の増加などを見込み、今3月期は修繕工事の売り上げ増加を想定している。
低位株ゆえに個人の参加が多く信用買い残が重荷になるケースが多いが、最近の状況は4月20日申し込み現在の7493万株が直近7月13日申し込み現在では5952万株まで減少、需給面では動きやすくなっている状況だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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